桜の季節

最近のバラエティ番組って水曜日のダウンタウンに限らずドッキリが多いのね。今どき、がっつりネタを見せるよりも制作側の意図に上手く染まるキャラクターの濃い芸人が重宝されるのかな。中でも企画のアイディアにはじまり配役や映像の編集等のセンスが群を抜いているのが水ダウ。とにかく悪意が滲み出まくっているし、たまにやらせじゃないかと怪しいところもあるけど、これだけ面白い場面だけを抽出できる能力には頭が下がる。ドッキリって結局、ハプニングしかも放送事故になるギリギリのところを常に狙ってやってるわけで、そもそも番組として成立させるだけでも大変なはずなのにこれだけヒット作を連発できるのは末恐ろしい。

自分的に好きな説ベスト10：

1. サムギョプサル食ってるときに説教食らったら以降はサンチュ巻けない説
2. 「後部座席に人がいる」が結局一番怖い説
3. クロちゃんのベッドの下ギリ人も住める説
4. パンサー尾形の1週間予告ドッキリ
5. 先生のモノマネ、プロがやったら死ぬほどウケる説
6. オードリー春日の逆挨拶チャレンジ
7. ツッコミ芸人なら「お前が歌うんかい！」と一発でツッコめる説
8. トリオ芸人1人抜けてポンコツと2人きりになったらそいつとはコンビ続けない説
9. 芸人解散ドッキリ師匠クラスの方が切ない説
10. 吉幾三の「俺ら東京さ行ぐだ」と同じ状況の村現存する説

次点は、花見のゴミを集めて桜前線と共に北上すればそのゴミで作った船で津軽海峡渡れる説。

一方で、CXのワイドナショーはびっくりするくらい面白くないな。

あと、こういう過激な内容で入り組んだ構造のドッキリが多いテレビ番組を通して日本社会の病んだ部分が垣間見れるようで少し気持ち悪い。日本人の陰湿な部分や集団で群れを成して全体からずれた個性を持つ者を弾劾しようとする傾向など。まあ一長一短なんだけどねー。

東京