小動物アーカイブZ

A rolling stone gathers no moss

英米音楽史

なんだか大学の講義名みたいなタイトルですが。

ツイッターでとある日本人シンガーソングライターの言葉を引いて「ロックはブリティッシュがいい、アメリカのバンドはオシャレじゃない」と仰ってる方がいたので。

もちろん、個人の好みの問題だしどんな音楽が一番好きと主張しようが自由なのだが、優劣をつけるような言い方はどうよ!細かく説明はしませんが、ブリティッシュロックだってたいがいアメリカの黒人音楽の影響を受けてできたものなんだからね。なんとなくイギリスってシュッとしてて、かっこいいじゃんみたいな浅はかな考えが透けて見えるようでこっちが恥ずかしくなってしまう。

んで、そんなことはどうでも良くて。改めて自分の好きな音楽、特にイギリスに絞るとどの辺かなぁって、考え直すいい機会になった。ジャンルで言うとやっぱり十代の頃によく聴いてたパンクロックが自分に最も影響を与えていると言ってよいと思う。特にThe ClashThe Jamあたり。上記の彼が言うブリティッシュロックは厳密に言うとブリットポップのことじゃないかな?

おっさんになって黒人音楽、特にニューオリンズファンクやブルースが心に沁みるようになった。ここ数年シアトルに行きまくってることも関係してるのかジミヘンのBBCセッションが最近の愛聴盤。乾いたギターのカッティングでごはん何杯でもいける。しかし、バンドに限って言うと黒人のバンドって本当に少ないね。アメリカのバンドがダサいってどういう意味?どうでもいいけど、最近再評価してるのはスマパン。ベースが女性なのとギターのジェームス・イハが日系3世というのが面白い。ドラムの人も薬漬けになってて危なくていかにもって感じ。

もっとこういう音楽ネタの記事を書きたいんだけど、そんなに暇じゃないし、自分自身偉そうな講釈を垂れるほど詳しくもなければ実際に音楽やってる人間でもないのでなかなかそういうわけにはいかない。でも、また気が向いたときに自分用のメモがてら書くつもり。